ビジネス用 おすすめNAS の選び方
会社でパソコンを使うとき、気を付けないといけないことは、「データは必ず共有ディスク(NAS)に保存する」ということです。
パソコンは、いつかは必ず起動しなくなりますので、その時に慌てないように、データは、共有のハードディスク(NAS)に保存することをおすすめします。
NAS(ネットワークHDD)の種類
【USBケーブルで接続するタイプ】
USBケーブルなどで1台のパソコンに接続するタイプのハードディスクは、NAS(ネットワークハードディスク)ではありません。
【LANケーブルで接続するタイプ】
LANケーブルでネットワークに接続して、複数人で共有して使用するハードディスクをNAS(ネットワークハードディスク)といいます。
1台のパソコンに接続するタイプでも、共有設定すると複数人で利用することもできますが、接続しているパソコンが起動していないと他の人は利用することができません。
また、起動していてもスリープ状態になったり節電モードになったときも、他の人が利用できなくなったりします。
そのような環境の変化でトラブルが発生することを考えると、共有するハードディスクは、NAS(ネットワークHDD)を利用することをおすすめします。
法人向けと個人向けの違い
退社するときに NAS の電源は切りますか?
常に電源を入れたまま利用しますか?
ハードディスクを複数人で使用すると、ハードディスクの電源は常に投入した状態にしておくことが多くなります。
少人数であれば、使わないときに電源を落とすことができますが、利用する人数が多くなると常に電源を入れて使用することになります。
法人向けNASと個人向けNASの大きな違いは、電源にあります。
法人向けNASは、電源を入れっぱなしにして 切らなくてもいいように丈夫な電源で組み立てられています。
個人向けNASは、使わないときは電源を決ることを想定して、小さな容量の電源で組み立てられています。個人向けNASを電源を入れっぱなして利用すると故障の原因になりますので、気を付けてください。
おすすめのメーカーと製品
代表的なNASメーカーは、アイ・オー・データ機器とバッファローです。どちらも安心して利用できるメーカーです。
初心者にわかりやすいのは、バッファローで、詳しい人が技術的に満足するのは、アイ・オー・データ機器のような傾向があります。
専門的な利用をお考えの方には、アイ・オー・データ機器、わかりやすい機器をご希望の方には、バッファローをお薦めします。
【常時、電源を入れておくタイプの NAS】
法人向けの NAS です。電源を入れたままにしておいてもいいように、安定した電源になっています。故障してもデータが消えないように、2台のハードディスクに記録しています。
そのため、1台のハードディスクが壊れても NAS は通常通り使用できます。
使用できるからと言って、故障したハードディスクを交換しないまま使用していると、次に故障した時には、データが消えてしまいますので、必ず故障したハードディスクを好感してください。 自動バックアップの設定方法
壊れにくい NAS といえども、やはり壊れることもあります。
データが消えると本当に取り返しのつかないことになります。そのために、さらに二重のバックアップを取るようにしましょう。
バックアップは、自動でないとダメ!
故障は、突然に起こるものです。手動でバックアップを取っていてはいけません。必ず自動的にバックアップを取るように設定しましょう。
詳しくは、下記のページを参照してください。