NASを買い替えた時に、旧NASは Backup 用に設定する
NASを買い替えたので、旧NASは Backup 用に変更しました。
NASの移行は、下記のような手順で行います。
- 旧NASのデータを新NASにコピーする。
- しばらくの間、旧NASと新NASの両方を使える状態にします。
- 新NASでの運用に問題ないことが確認出来たら、旧NASを新NASのバックアップ用に設定します。
このような設定を行った場合の、メリットは?
- 新NASの電源が故障した時でも旧NASのデータを使用できるので、業務を停止しなくてよい。(つまり、復旧作業中も業務を継続できる。)
- 新NASは、RAID1設定なので、ハードディスク1台の故障では、新NASは停止しない。
RAID1 から RAID0 にして、NASの容量を増やす
機械は必ず壊れるものです。
「そろそろ買い替えた方がいいかな? 」と感じた時は、その時が買換え時ですよ!
旧NASも、まだまだ使えますので、新NASの Backup 用として使うことにしました。
そのようなとき、旧NASのRAIDを変更するとNASの容量を増加させることができます。
新NASは 1TB(RAID1)、旧NASは 500GB(RAID1)です。
このままでは、いずれ容量が足らなくなりますので、旧NASのRAIDを変更して 500GBから1TBに増量することにしました。
NAS Navigator2 を起動して、旧NAS(LS-WVL/R1)を右クリックして[Web設定を開く]を実行します。
NASを初期化する必要はありません!
つい、初期化して、工場出荷時に戻そうとしますが、そこまで戻す必要はありません。
RAID1 を RAID0 に変更します
[システム]-[ディスク]を選びます。
[RAIDアレイ1]をクリックします。
[RAIDアレイの削除]をクリックします。
RAIDアレイを削除しましたら、再度、[システム]-[ディスク]をクリックして、[RAIDモード]を設定します。
[RAID0]を選択して、[RAIDアレイの作成]をクリックします。
500GB の ハードディスクが、1TB の RAIDアレイになりました。
これで、新NAS(1TB)の Backup 用に設定できるようになりました。