パソコン トラブルサポート

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Buffalo NAS Linksattion LS-WVL/R1 を RAID1 から RAID0 に変更する手順

NASを買い替えた時に、旧NASは Backup 用に設定する

NASを買い替えたので、旧NASは Backup 用に変更しました。

 

NASの移行は、下記のような手順で行います。

 

  1. 旧NASのデータを新NASにコピーする。
  2. しばらくの間、旧NASと新NASの両方を使える状態にします。
  3. 新NASでの運用に問題ないことが確認出来たら、旧NASを新NASのバックアップ用に設定します。

 

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このような設定を行った場合の、メリットは?

  • 新NASの電源が故障した時でも旧NASのデータを使用できるので、業務を停止しなくてよい。(つまり、復旧作業中も業務を継続できる。)
  • 新NASは、RAID1設定なので、ハードディスク1台の故障では、新NASは停止しない。

 

RAID1 から RAID0 にして、NASの容量を増やす

機械は必ず壊れるものです。

「そろそろ買い替えた方がいいかな? 」と感じた時は、その時が買換え時ですよ!

 

旧NASも、まだまだ使えますので、新NASの Backup 用として使うことにしました。 

 

そのようなとき、旧NASのRAIDを変更するとNASの容量を増加させることができます。

 

新NASは 1TB(RAID1)、旧NASは 500GB(RAID1)です。

このままでは、いずれ容量が足らなくなりますので、旧NASのRAIDを変更して 500GBから1TBに増量することにしました。

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NAS Navigator2 を起動して、旧NAS(LS-WVL/R1)を右クリックして[Web設定を開く]を実行します。

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NASを初期化する必要はありません!

つい、初期化して、工場出荷時に戻そうとしますが、そこまで戻す必要はありません。

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RAID1 を RAID0 に変更します

[システム]-[ディスク]を選びます。

[RAIDアレイ1]をクリックします。

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[RAIDアレイの削除]をクリックします。

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RAIDアレイを削除しましたら、再度、[システム]-[ディスク]をクリックして、[RAIDモード]を設定します。

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[RAID0]を選択して、[RAIDアレイの作成]をクリックします。

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500GB の ハードディスクが、1TB の RAIDアレイになりました。

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これで、新NAS(1TB)の Backup 用に設定できるようになりました。