災害時対策は、故障時対策とは違う
災害は滅多に起こることではありませんが、機器の故障によるトラブルは必ず発生すると考えていた方がいいでしょう。
故障時のバックアップについては、下記のページを参考にしてください。
NASおすすめ(ネットワークHDD)選び方と自動バックアップ設定方法
災害に備えて社外にバックアップしておく
万一火災が起こったとき、社内に設置している機器がほぼ全滅した場合に、データを社外にバックアップして置く方法について考えます。
バックアップの方法は、2通り考えられます。
- クラウドストレージと同期する。
- 遠隔地のNASと同期する
NAS を OnrDrive(クラウドストレージ) と同期する
よく使われているクラウドストレージに、OneDrive や Dropbox があります。
NASとクラウドストレージを同期するには、NASに付属している機能を利用する方法がよいでしょう。
ここでは、Buffalo製のNAS について説明します。
弊社の場合は、Microsoft Office(Excel・Word・Access)を利用していますので、OneDrive と同期をとる方法を選択いたします。
Buffalo の NASの下記シリーズには、[クラウドストレージ連携]の機能が付属しています。
- TS6000シリーズ
- TS5020、TS5010シリーズ
- TS3020、TS3010シリーズ
- LS700シリーズ
災害発生時や故障時には、クラウドストーレージに直接アクセスすることが可能になります。
クラウドストレージ連携の機能
Buffalo のNAS Navigator2 の NAS アイコンを右クリックして、[Web設定画面を開く]を選択します。
[Web設定画面]の[クラウドストレージ連携]の[Microsoft OneDrive連携]を設定します。