ネットワーク共有の注意点
パソコンのフォルダを共有するのは、やめましょう!
しばらく操作しないと、パソコンは「スリープ状態」になります。
フォルダを共有するには、NAS(ネットワークハードディスク)を利用しましょう。
スリープ状態になると、次のようなトラブルが発生する場合があります。
- スリープ状態になったパソコンの共有フォルダにアクセスできない。
- スリープ状態復帰後、データベースの接続が切れて、業務システムにエラーが発生する。
- スリープ状態復帰後、エクセルやワードの編集中のファイルを保存できない。
ノートパソコンの節電機能
ノートパソコンのハードディスクやノートパソコンに接続している機器を共有する場合は、ノートパソコンがスリープ状態になった時にこのようなトラブルが発生します。
これは、ノートパソコンでは、バッテリーの消費を節約するためにさまざまな設定が行われていることが原因です。既定値では、できる限りバッテリーを消費しないように機能を停止するように設定されている場合が多いので、運用環境に応じてトラブルが出ないように注意して設定する必要があります。
スリープ状態でも、ネットワークを接続するには
スリープ状態になったパソコンのネットワーク接続を継続するには、ネットワークアダプターのプロパティを設定します。
[スタートボタン]を右クリックして、コントロールパネルを表示します。
[システムとセキュリティ]をクリックします。
[システム]をクリックします。
[デバイスマネージャー]をクリックします。
[ネットワークアダプター]を展開します。
設定されているネットワーク関連のドライバーが表示されますが、LAN接続しているネットワークアダプターの設定を変更します。
ネットワークアダプターを右クリックして[プロパティ]を開きます。
[電力節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする]のチェックを外し、常にネットワークアダプターを有効にしてください。
スリープ状態でも、ハードディスクが停止しないようにするには
スリープ状態でも、ハードディスクを停止しないようにするには、電源のオプションを設定します。
[スタートボタン]を右クリックして、コントロールパネルを表示します。
[システムとセキュリティ]をクリックします。
[電源オプション]をクリックします。
[プラン設定の変更]を設定します。
[詳細な電源設定の変更]をクリックします。
[バッテリ駆動]時間を0分にすると、無期限に設定できます。
PCのフォルダは共有しない、NAS を購入して共有する。
パソコンのフォルダを共有すると、前述のようにパソコンがスリープ状態になったときなど、常時安定してフォルダを共有できません。
フォルダを共有するには、NAS(ネットワークハードディスク)を購入しましょう。
ネットワークハードディスクは、LAN ケーブルで接続する 複数のPCで利用する共有用ハードディスクです。
どのような製品を選べばいいのかは、下記のページを参照してください。